イヤモニ、特にカスタムIEMのレビューとポータブルアンプのレビューを掲載しています。ケーブル関連製作についてはtwitterからお問い合わせ下さい。
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唯一の3way、3レシーバーのIEM。パンチの効いた低音と伸びのある高音・自然な中域と非常に魅力的。UEほどブライトネス高くないが、ノリの良さは随一!音場感が魅力ですね。
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乾燥剤いれてイヤモニ用ケースに。中にカメラ用にフォームを買ってきて自分で加工すると便利になります。
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まさかの35000円切り。
以前の10proとはかなり音が変わっていますが、良い方向なので心配いりません。ローはボワつきを抑え、よりタイトでパンチがあり、ミッドの凹みも改善し、UE独特のブライトネスの高さはそのままで以前に比べて音のベールを一枚剥いだようなクリアさを感じます。
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定番です。好みでなくても一つ持っているとリファレンスにはなります。もっと音量を取りやすい-Pも基本的な音の傾向は同じです。
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音の傾向はCT6と同じでハイが非常に綺麗。全体的にポップで明るい音調なので、原音再生とは異なるが音楽鑑賞には○ しかし基本性能の高さは充分備えている。音質を好みに変化させられるVQシステム搭載で遊べる。ケーブル交換もできてソツがない。アンプを通すとリニアに変化するのでそういった意味でもおすすめできる機種
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IEMの保管にお勧め。たまに除湿してやると音が本当にシャッキリと、蘇ります。湿度計がついてこの値段は安い。 私はこれ2個使用しています。
(線材入れとIEM用)
なお、開け閉めにともないゴムパッキンが劣化するので適度に交換するのがベスト。
Fitear 須山カスタム MH334 ファーストインプレッションその1(写真追加)
category: 【カスタムIEM】FiTEAR 須山カスタム | author: bt1648
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    ※11/9 写真追加&差し替え・文章追記&修正

     須山歯研のカスタムイヤーモニターの最上位(?)機種のMH334、聞き込んできておりますが、私が知っているカスタムIEMの中でも最も素晴らしいと手放しで言える機種なので今回はじっくり複数回に分けてレビューします。


    低 音の質感と透明感や分離が素晴らしく、解像度も凄まじいものがあります。特に低音の解像度の高さは他機種から頭二つほど飛び抜けています。335系の弱点 であった、高域側のピーク感というか暴れる感じも無くなり、位相特性も改善されています。低音の解像度の高さに目(耳?)を惹かれますが、高域の伸びも含 めレンジの広さがとてもイヤホンと思えないレベルにあることも特筆すべき点です。ピークやディップも全く無いように感じ、解像度が高いもののバリバリのモ ニター調という音調でも無いので疲労感は少なく思えます。ロングランのステージプレーヤ、マスタリングエンジニアといったシリアスなプロフェッショナル ユースから長距離通勤のお供までこなせる懐の深さが基本性能の突出具合を端的に表していると思います。
    個人的な意見ですが、ヘッドホンに音質面で真っ向勝負して勝てる初めての、そして現在唯一のイヤモニだと思います。マスタリンググレードというのは誇張でもなんでもなく、それだけのポテンシャルを持っているということです。

    正式なレビューはもうしばらく聞き込んでからです。まずは、ファーストインプレッションその1ということで写真だけ。。

    Fitaer MH334 (3way 3unit 4driver)



    ProAudioでもなく、Privateでもない新しいラインの新機種MH334、黒いハードケースが付属します。147000円(税込み・インプレッション代別)



    付属品。取扱説明書とソフトポーチ、ワックスループ、シャツクリップがついています。ソフトポーチが便利。



    相変わらず綺麗で装着感最高のシェル。
    小 さいのがハイ側担当のレシーバ、最も大きい真ん中のがロー担当のレシーバ、中間のサイズのタンデムタイプがロー/ローミッド担当のレシーバ。音質や外観か らどの型番のレシーバかが使われているか大体判断つきますが、記載してしまうのは無粋と思えるほどの絶妙なバランス取り。



    3ポートです。シリアルもいつの間にか1717まできています(!)手元にある、ProAudio224のシリアルが16、Private333が200番台なのを考えるとどんどんペースが上がっているようです。



    取り外しがしやすいよう、フェイスプレート下部にFitearでお馴染みの切り欠きがあります。





    左:Fitear MH334 右:Fitear ProAudio335
    MH334の内部配線は従来機種と異なりリッツ線でなく、銀色の太いものに変更されています。



    上 がFitaer MH334のケーブル。下が、Fitear Private223のケーブル。明らかに違う固さなので、線材も異なっていると思います。私見ですが、銀系の4芯独立のケーブルのように思いますが、真 偽の程は??? Private223のものに比べてやや取り回しに固さあり。

    ■おまけ 自作Fitear用ケーブルとの比較





    Fitaer ProAudio335に自作ケーブルを装着したところ。自作というか、元はLuneなのですが、線材以外は何も流用してない(できない)という苦心の作 (笑)プラグはオヤイデのロジウム、コネクタは気合いだけでなんとか。コネクタ部の処理はまあまあ綺麗にできてますが肝心の写真がピンボケ… いつもの一 発ネタ工作です。

    次回は音質面でのファーストインプレッションその2です!
    JUGEMテーマ:音楽
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    須山カスタム Fitear Private223 レビュー
    category: 【カスタムIEM】FiTEAR 須山カスタム | author: bt1648
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       須山さんのところのカスタムイヤーモニター Fitear Private223、手元に届いてかなり聞き込みましたのでレビューします。
      (Fitear MH334はまだ手元に届いていません。残念!)

      Fitaer Private223 (須山歯研HP)


      Fitaer Private223は須山歯研から販売されている個人向けのカスタムイヤーモニターで、モニター販売の割と後半で開発された機種です。その後、Fitaer Private223とFitaer Private333が同時に正式発売となりました。現在、Fitaer Private223は94500円で販売されています(耳型採取費用別)。




      そして、モニター販売していたFitaer Private435や111、は頭にCがついた型番となり継続販売されることになりました。CはClassicの略ということで、Private223 やPrivate333は正式販売にあたりモニター販売時より多少音質的にブラッシュアップされているのに対し、Private Cシリーズは基本的にモニター販売時と同様のようです。ですので、特別なこだわりが無い限りFitaer Private223とFitaer333がおすすめの機種となるようですね。
      Privateシリーズのラインとは別にProAudioシリーズがありますが、こちらは法人及びプロユーザーオンリーのクローズドなラインとなったようです。機種も色々ありますが、ユーザーによってはあえてPrivateシリーズを選ぶ方もいるそうです。ProAudioだから優れている、というわけで なく用途による、ということでしょうか。
      そして最近では新シリーズのMHというラインが出てきました。こちらは、Private、ProAudio両方にクロスオーバーするような立ち位置で音楽鑑賞にも優れておりながらマスタリング用として業務使用にも耐えうるパフォーマンスを持っている機種となっているようです。ただ、こちらはPrivateシリーズより上位のラインだとか、ProAudioのダウンコンバートだとか、そういったものではなくあくまでも新しいシリーズとのことです。
      現行機種はMH334となり、こちらはProAudio335から派生したProAudio334をベースにブラッシュアップやセッティングを施したものとなります。早く入手したいですね…

      本題のPrivate223ですが、こちらはFitaer Privateシリーズの中で最もフラットな傾向の音質を持つ機種となります。
      Private435が中音寄り、Private333がやや低音より、Private111がやや高音よりと各自の好みによって選べるラインナップになっていますし、実際の人気はPrivate333の陰に隠れてあまり所有者がいませんが実力は本物です。
      Ultimate Ears UE10のようなリファレンスとして使える性能です。ただ、フラット傾向の為、ちょこっと聞いただけでは気持ちよさよりストイックさが前面に出てしまうのでPrivate223を選ぶ人はあまり多くないみたいですね。個人的には、ポータブルアンプを使うような方にこそこの機種を使用して頂きたいです。なにしろ、アンプやケーブルの音がモロに出てきますし、ちょっとやそっとじゃ音が破綻しません。シリアスなオーディオファイルの方にこそこういったリファレンス機をオススメしたいです。逆に、気軽に使いたい人、カスタムイヤモニターは一個で良い、という方にはPrivate333のがよいかもしれません。

      レシーバー構成は、デュアルのロー・ミッド一発、ハイ側一発の2way、3レシーバー構成となっています。ロー側がデュアルというのはカスタムでは実は結構珍しいと思います。今はJH13Proなど、多レシーバーモデルでは多用される手法ですが、そういった多レシーバーモデルでの採用理由とは異なる理由で本機種には採用されているように思います。

      ■価格・購入先
      須山歯研 銀座店
      94500円(税込み、耳型採取費用別。正式販売価格)

      ■外観・装着感
      相変わらず、最高クラスの装着感です。付けやすく、ずれにくく、外しやすいという造形のしかたは本業の補聴器のノウハウがつまっているのでしょうか。疲労感はほぼなく、しっとりとした表面のため、吸い付くように耳に収まり遮音性も非常に高いです。
      正式版くらいから、プレート側のコネクタ(受け側)が改良品になっている?ようで以前よりしっかりと勘合し、抜きさしを繰り返してもゆるむことがありません。見えないところでも進化しているのですね。
      シェルの透明度は以前にも増して向上しているように思いますし、気泡なんかは皆無ですね。シェルに関しては世界最高と言って問題ないと思います。


      ■付属品
      お馴染みのPelican1010にウレタンフォームを入れたハードケース。
      wax loop 
      ソフトポーチ

      新型のケーブルに変更されています。接点部分が金メッキとなっており、プラグも高品質なものに変更されています。モニター販売時より、シェル側ケーブルブッシュが変更されており耐久性が向上しています。

      ■傾向
      フラット。ここまでフラットな機種もなかなかありません。主観ですが、軽快でハイスピードな印象です。

      ■低音
      必要量でています。まさに適量。厳しくいえば少し少なめ。プレーヤー側がPoorな環境だと若干濁るというか、曖昧さを感じます。有り体に言えば、少し緩め。ただ、アンプを通すとバシッとしたトランジェントの良い、まさに小気味よい低音を出します。かなりローエンドまで沈んでいますが、低音が強調された(ほとんどの)イヤホンになれていると物足りない印象を受けると思います。その分ほかの音域を邪魔しないという利点があります。パッと聞きではあまり沈んでいないな、という感覚を受けると思いますが、そこは是非聞き込んでから判断すれば評価も変わると思います。TF.10も派手な低音にごまかされ、あまり沈んでいないなー、と思いきや良い環境で聞き込むとしっかり沈み込んでいることが分かると思います。それにかなり似ていると言えばイメージがつきやすいと思います。

      ■中音
      適量で、バランスは良好。ごく少し強調されているように思いますが、そのほうが人間の聴覚上、明瞭に聞こえます。乾いた感じでも艶やかな感じでもなく淡々としていますが、大変自然です。空気感といいますか、中音域全体の見晴らしの良さと再現度はかなりのものです。濁りがなく、余計な付帯音が一切感じられないので、フラットな音質ながらボーカルなんかは非常に熱情的に聞こえてきます。特筆すべきところが無いのですが、本来この帯域は
      そうであるのが理想的なのでないでしょうか。

      ■高音
      適量で、バランスは良好。Private223で最も特徴的なところでもあります。とにかく全音域を通してフラットなのがPrivate223の特色。そのうえ、ハイエンドも突き抜けるよう伸び続けます。UM Mageや、Private435、Westone ES3XなどのようなKnowles TWFK使用機種に比べると、20kHzまでは伸びません。しかし、金属的な違和感のある音でもなく、ピーク感もないので総合的にはPrivate223のほうが優位だと思います。
      粒状感があり、線が細いのですがとにかく情報量が多いので音のシャワーのようなイメージを受けます。だからといってピークがあるわけでもなく、地味な音でもありません。ブライトネスはかなり高めのため、テンションは結構高いと思います。「フラット、だけど地味じゃなく気持ちいい」こんな感じです。若干、UEの音に似ていますがそれともまた異なる高音です。

      ■解像度
      非常に良好。音そのものは線が細い感覚をうけますが、各帯域の量感と適切なバランス取りによって「ただ情報量が多いだけで騒がしい」というような印象は受けません。非常にフレッシュな音です。ピークやディップがないのとブーストされた帯域がないのも相まって情報量は知っている限り最高クラスにはいると思います。UM Mageなんかは解像感はやたら高いですが、あれはあくまでそのように聞こえるセッティングなだけで実際の情報量からくる解像度、解像感は同等以上です。しかし、ソースによってはダマになってしまうところもあるので、これはどちらが優れているというよりかは目的へのアプローチの仕方や設計思想からうる差異と思います。


      ■まとめ
      超絶フラット、トップクラスの高解像度、ピーク・ディップなし。
      彩度は高いが、派手過ぎない正当派高性能リファレンスモニター。

      オススメ→
      ・フラット命の人
      ・解像度が高くないとイヤな人
      ・既にいくつかカスタムを持っている人のリファレンス機として
      ・アンプ使用前提の人(アンプ通すと本領発揮)
      ・ユニバーサルからのステップアップの1台として(○○特化、というのは後からのが良いです)
      ・様々なジャンルをまんべんなく聞く人
      ・自分のポータブル環境の弱点を探して追求したい人

      非常に良い、大変素晴らしいパフォーマンスを持った機種なのに持ってる人が少ないのが不思議です。ちなみにこの機種は試聴機と実際の機種とで受ける音質の差が大きいように思います。イヤチップをつけるとどうしても崩れる箇所がでてきてしまいますからね。それだけ追い込んだセッティングだと感じます。
      かなりオススメできる機種です。特に既に他の機種をもっているかたには強く推したいですね。


      レシーバーから音導孔までの距離が短く製作されており、極力高音の減衰・ディティール潰れを緩和しようとしているのがわかります。

      国産カスタムイヤモニターの本気なリファレンス機ならばコレ一択、といっても差し支えないかもしれません。
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      【ヘッドホン】Superlux HD681 ファーストインプレッション
      category: ヘッドホンレビュー | author: bt1648
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         AKGのK240 Studioに外見そっくりな台湾Superlux社製・セミオープン型ヘッドホン HD681を入手したので、ファーストインプレッション。相変わらず信用ならない内容。

        Superlux HD681


        ■スペック■
        ダイナミック式、セミオープン型 32Ω
        50mm ネオジムドライバー
        感度:98dbSPL
        10Hz〜30kHz
        2.5m片出し3.5mmミニプラグ
        バンド圧 約3.5N(本当かいな)

        価格は$50以下、eBayなんかでは$33とかで出回っています。大体2500円くらいで日本の価格帯でいうと最廉価に位置する値段です。国内だと、ワタナベ楽器さん、共立エレショップさんとかで購入できるようです。

        値段が値段なので外観の安っぽさは否めませんが、プラスチッキーなだけで作り自体はしっかりしており、細かいところも手を抜いていません。ちょこっとだけバリが気になる箇所はありますが、海外製で一般的に見られるレベルです。というか、ほとんどAKGのK240Sと同じ、というか同じ部品を使っているように思えます。フリーアジャストの機構も同じで、K240Sより側圧が若干きつい以外はK240S譲り(?)の快適な装着感だと思います。イヤパッドは思いっきりビニールで質は悪いです。耳たぶごと覆うサイズなのでそこまで不快に感じませんが、ここだけは値段なりなのでしょう。イヤパッドは柔らかくはないですが厚みはそこそこあるので眼鏡をつけていても痛くなりません。



        写真のとおり、幅広のヘッドバンドなので快適ですが髪型はペッタンコになりますw
        そもそもかなり軽量でおもちゃっぽいです。



        セミオープン型ですが開放型レベルで音漏れします。なお、イヤパッドの内部、ドライバー前面には黒い保護スポンジがありますがそれをむくと… 「アコースティックダンパーの役目をしてるので剥がさないでね!すーぱーらっくすより」(意訳)というカラーのシールとご対面できます。
        以外に手が込んでいるというか、細かいですね。

        このHD681は音質の傾向で3シリーズあり、無印HD681がもっとも低音が強く、HD681B、HD681Fの順でフラットになっていきます。アクセントになっている赤いリングの色もそれぞれ灰色と白色とパッと見でわかるようになっています。

        音質は端的に言うと、ドンシャリ。でも妙なボーカルの生々しさがある。全体的に緩い感じですが、セミオープン型なので当然抜けは非常に良く、ゆったりと聞けるという意味でプラス面に働いているように感じます。まだまだ鳴らしこみが足りていないので、変化があると思いますが現段階ではかさつきや刺激的すぎるきらいがあります。刺さるというより金属的な鋭い感じでしょうか?刺激的な音なのに緩い感じという不思議な音。結構キャラは立ってます。
        低音の量感・質感に関して言えばK240Sより間違いなく上です。というか、ところどころK240Sより良いところがあり、価格を考えると色々と評価に戸惑ってしまいます。。

        買って損ないというレベルではなく、取りあえず買っておけレベルです。1万2500円だったら「うーん、まあ値段なりかな?普通。」という評価になるでしょうが、なにしろ2500円〜4000円というびっくり価格です。あ、ゼンハイザーHD25に付属していたようなしょぼいロゴ入り袋と標準プラグ変換アダプタも一応付属品として入っています。

        もう少し鳴らしこんで落ち着いたら再度レビューします。

        三次元的に動くハウジングとフリーアジャスト機構のため、装着感は良好


        comments(0) | trackbacks(0) | - | - | PAGE TOP↑
        SONY MDR-ZX700 バランス対応改造
        category: リケーブル | author: bt1648
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           この記事と同じ内容ですが、違う機種なので一応アップしてみます。

          MDR-ZX700は、SONYのポータブル/モニタリング系のハイエンド機種Z1000の流れを汲んだ低価格ハイコストパフォーマンス機種です。Z1000との違いはハウジング等がプラスチックになっておりコストカットされており、若干カラーリングも違いますが外観はかなり似ています。また、肝心のドライバー部分はネオジムを使った強力な磁束でスペック上は同等ですが、振動板がZ1000が新開発の液晶フィルムでZX700が従来よりあるPET振動板です。
          音の傾向の違いはそこまで大きくないですが、裏を返せばZ1000はZX700の完全上位機種ともいえるかもしれません。あと、低域は若干Z1000のが豊富なように思います。どちらにしろ、そこまで低域は強くないシリーズです。



          ZX700は、上位機Z1000の譲りの快適な装着感がまずこの価格帯で一番の驚きです。ヘッドバンドも合皮系と思いますが、ふかふかで軽量なのも相まって負担を感じません。また、イヤパッドも合皮系ですが、ふかふかかつしっとりでUltrasoneとかHD25とか、CD900STみたいないかにもビニールという感じがなくもっちりしつつ汗もそんなに気になりません。パッドの角度と深さはちょうどよく、音漏れは少なめです。(ただし、ハウジング外部に圧抜きの穴があるのでそこから多少は漏れます。電車で大音量ださなければ問題ないレベル)
          下写真のソニーロゴ上部にこっそり見えるのが圧抜きの穴です。



          付属品は延長ケーブルだけだったはずです。安っぽい袋でいいから収納袋は欲しかったところですが、価格を考えれば文句はありません。

          肝心の音質は中高音よりのフラットです。特に中域は価格を無視してもかなり良いと思います。高域は量も適度でそこそこ伸びますし、密閉型特有(特に低価格品)の籠もりはほとんど感じられません。その代わり、少し荒れたり雑に感じることもありますが音源によってはそれも味に思える程度と捉えています。
          低域はやや控えめですが、想定していた以上にしっかり沈みます。とはいえ、プラスチックのハウジングのせいかたまにある帯域で若干共振というか、ビビリを感じる時も… それなりにしまっていて質は悪くありませんが、低音大好きな方にはオススメしません。

          片出しの3.5mmプラグですが、取り回しもよくこの価格帯(実売6000〜9000円)では比べられる機種は皆無に思います。

          使っていて気になったのが、どうもチャネルセパレーションがよろしくない… 良く言えばゲームしたりゆっくりビデオ鑑賞するには疲れずいいのかもしれませんがどうしても気になる、ということで壊す覚悟で分解。
          アレ?無加工でHiroseのバランス端子付けられそうじゃない?と思った瞬間に作業開始、あっという間にバランス対応です。内部はそこまで余裕がないので、難易度はUltasone DJ1Proより若干上ですが面倒なだけで難しい部類には入りません。根気もそんなにいりません。DJ1Proはスイーベルするので作業しやすいですが、こっちはそうもいかないのでヘッドバンドの圧力との闘いですね。

          作業自体はDJ1Proとほとんど同じなので割愛します。ひとつ注意点があり、内部でHirose端子を固定するときに結構強めにアールがかかっているので付属の金具だけでは固定しきれない恐れがあります。ですので、グルーガンか接着剤での固定をオススメします。(一度固定しきれておらず、内部断線してしまいました)



          特別なにかしたわけではありませんが、ぴったりサイズとなっています。ハウジング内部は色々と工夫をしている(?)ようで配線が噛まないように配慮して作業する必要があります。
          バランス対応改造後、バランスアンプ、シングルエンド変換アダプタそれぞれで聞いてみましたが、素性の良さがモロに効果に出ているようでそれまであったなんともいえない不明瞭感、チャネルセパレーションの悪さ、ハイ伸び、ローの制動感、解像度すべて改善されました。DJ1Proの時はそこまで感動はなく、「ケーブル交換が楽になったぜ」程度でした。が、MDR-ZX700はかなり変化がありやった甲斐がありました。それも別物になったわけでなく不満点が改善されたので、大変満足です。

          値段も7000円くらいと非常に手頃で、こうやって遊べる機種で今のお気に入り機種の一つですね。
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          Ultrasone DJ1pro バランス対応改造
          category: リケーブル | author: bt1648
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            久しぶりの更新となります、btですこんにちは。

            タイトル通り、Ultrasoneの定番機種DJ1Proを改造してみました。

            独特の締まった低音と原音無視レベルのハイテンションな音色、着脱式のケーブル、低価格で人気で私も数年前に入手して愛用していましたが、標準添付のケーブルはDJ仕様のカールコードで長さも結構ありポータブルユースには苦慮していました。
            一応、UltrasoneのProlineシリーズ共通のショートケーブルも使えますし、Qablesのタップが切ってある3.5mmプラグで自作してもよかったのですがいまいちコレだ!というものが無くせっかくなのでバランス対応にコネクタごと交換しました。(オヤイデからゾネ用交換ケーブルが販売されていてそちらでもよかったのですけども)



            UKさんのアルビレオ、iBassoのPBシリーズ共通のHiroseコネクタを使っています。
            小型で精密、ワンタッチロックで非常に使い勝手が良いです。特段このコネクタである必要もなかったのですが、バランス仕様にするならばコネクタはこれに一本化したほうがケーブルの流用もきくのでこちらを採用しました。
            というのは建前で、このサイズのロック機構付きの6極コネクタはこれくらいしか無いのでアイデアを使わせて頂きましたw

            作業自体はとても簡単です。もともとのUltrasone用3.5mmメスジャックのある位置とサイズがぴったりHiroseコネクタと同じなので、外形加工は必要ありません。

            1,イヤパッドを外しす
            2,ネジを外しドライバとハウジングを分離
            3,左ドライバーから出ているリッツ線を切断後3.5mmジャックを除去
            4,ハウジング外部からHiroseコネクタを挿入、仮止めして半田付け(空中作業になるのでここが一番めんどい)
            5,導通確認したらHiroseコネクタを固定、場合によっては接着剤つかってもよいかも。
            6,内部配線を噛まないように注意して元に戻す

            という具合でかなり簡単です。時間もそこまでかからないです。当然ですが、保証なんか無くなるのでやるなら自己責任で。
            ちなみに、内部を見てわかったのですがS-Logicはドライバー位置のオフセットと複数の穴が空いた金属プレートで定位感をコントロールしているのではなく電気的にもなにかしらおこなっているようです。(抵抗?のようなものがドライバーにセットされているみたいです。が、正直よくわかりません)



            本当にぴったりサイズです。無加工なので、内部でガッチリ固定すれば元に戻すことも不可能じゃないかもです。


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            Ultimate Ears カスタム用4芯ケーブルと従来品
            category: 【カスタムIEM】Ultimate Ears | author: bt1648
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              あまりにも放置していたので、これからはちょくちょく更新していこうかと思っています。宿題(?)もたくさんありますし(笑)

              結構前にUE7とUE4を入手してからずっとケーブルは交換しないでやってきましたが、ついに皮膜割れが起きてきたのでtwitter上でグループバイをして、4芯タイプのケーブルに交換しました。

              ケースは、内部がゴム状になっていて、柔らかく密閉性もあって非常に実用的です。フタ部分にはwax loopを収納することができます。名入れもできて、歴代のケースの中では一番良いと思うのですがちょっと傷つきやすいかも…?

              肝心のケーブルですが、以前のY字分岐部分は収縮チューブで固定されてるだけになってます。以前のひねりから編み込みに変わったのと、皮膜素材の変更で圧倒的に絡みにくくなっています。バッグのなかでもスパゲッティ状態にはなりません(笑)

              音質は、以前のが劣化していたというのもありましたが低域の沈み込み・高音の伸びが改善され全体的に膜がとれたようなスッキリした感じになり大満足です。また、4芯のためクロストークがかなり減りセパレーションが向上しました。

              消耗品ですから、定期的に交換していきたいですね。
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              【fi.Q】iBasso fi.Quest クリア機・BG機構成
              category: 【PHPA】ポータブルヘッドフォンアンプ関連 | author: bt1648
              0
                自分のfi.Questの構成です、要望があったため公開します。
                誤解を避けるためにbt仕様としています。色々な構成がありますからね。



                ■FX超クリア機(bt仕様)

                オペアンプ : AD797ANZ x2
                バッファ  : BUF634U x4
                HA5002 x2
                Out-GND: BUF634P x1
                コンデンサ
                MUSE FX 6800uF/16V x2
                Toshin UTSJ 100uF/16V x2
                Toshin UTSJ 470uF/16V x2
                MUSE FX 100uF/16V x2
                ELNA SilmicII 47uF/25V x2
                (3ch運用)



                FX-Limitedをベースに、リファレンスとなるようにクリアさとバランスの両立を念頭に製作、今は音決めはコレを用いて行っています。好みの音、ではなくあくまでリファレンス機となるようにしています。ハイ伸びは異常というか、凄まじいのに刺さりません。とにかく超クリアの一言。ローミッドが意外と気持ちよく制動が効いているのが素敵。

                ■BG-FAXXED(bt仕様)

                オペアンプ : OPA637BP x2
                バッファ  : BUF634U x4
                BUF634P x4
                コンデンサ
                MUSE FX 6800uF/16V x2
                Black-Gate N 33uF/16V x2
                Black-Gate FK 47uF/16V x2
                Black-Gate N 33uF/16V x2
                Black-Gate STD 47uF/16V x2
                Black-Gate NX Hi-Q 0.47uF/50V x4
                (3ch運用)





                低音ゴリゴリのBG全開仕様。そして狂気のBUF634を8個。ついでにオペアンプはOPA637BP、メインコンは終息品のMUSE-FXを投入というこれでもか!というくらいに高スペックな物量投入のカタマリ。
                肝心の音は… 私は凄い好きですよ!これ以上のモノはないと確信を持って言えます。ということは、かなり気に入らない人も多数いるかと。上記の超クリア機と違い、好みがモロに出る構成となります。


                なお、二つともボリュームノブを標準の黒いやつからアルミ削りだしに変更しています。結構安いのに見栄えしますし、個人的にはトルク感がちょうど良く感じます。

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                【fi.Q】iBasso fi.Quest 2期 各種基本構成まとめ
                category: 【PHPA】ポータブルヘッドフォンアンプ関連 | author: bt1648
                0
                  btです、こんにちは。
                  fi.Questのwikiの掲示板も2期発売を目前に控え、色々と情報アップデートされています。
                  fi.Quest 掲示板

                  fi.Questは製品の性格上、ユーザーごとに無限の組み合わせがあるわけですが、当然ベースとなる機体構成は事前にいくつか用意されます。wiki掲示板に書かれていますが、発売直前に合わせ少し整理してみました。



                  一期のFX-Maxxedクリア、二期のBG-Maxxed+FXチューン
                  (両方ともbt仕様)


                  各構成の違いは初めから搭載されているオペアンプ・コンデンサの違いであり、後から交換することで色々なタイプに変えることが出来ます。もちろん、自分でお好みの組み合わせを見つけるのも醍醐味です。

                  音に関してはあくまで参考です。個人的な感想として見て頂きたいですが、さほど間違ってはいない!(はず)

                  Basic除く全ての構成でMaxxed化可能(BUF634Ux2、BUF634Px2追加、+4000円)
                  たとえば、コールドクリアMaxxedならば、都合8個のBUF634となります。

                  ■Basic (1期と同構成)
                  ・価格34900円
                  ・オペアンプ AD712JN(デュアル)x 1個
                  ・バッファ BUF634P x 3個(L,R,GND)
                  ・コンデンサ
                  Silmic2 47uF/25V
                  MUSE-KZ 47uF/25V
                  MUSE-FG 3300uF/16V

                  最小限の構成になりますが、自分で改造して追い込む方にはいいかと。ただし、元からコンデンサとオペアンプが未実装でBUF634Pが3個ついているものも用意されますので、そちらのが初めからいじる気マンマンな場合は良いと思います。(Basicと同価)

                  音としては、全体的に中庸で尖った所は少ないです。結構クリア目ですが、艶感も感じられます。若干モニター調です。実は結構このままでも充分いい感じ。

                  ■コールドクリア

                  ・価格41000円
                  ・オペアンプ AD797(シングル) x 2個
                  ・バッファ BUF634P x 2個、BUF634U x 2個 (合計4個)
                  ・コンデンサ
                  Silmic2 47uF/25V
                  MUSE-KZ 47uF/25V
                  Toshin UTSJ 220uF/16V
                  Toshin UTSJ 100uF/16V
                  Toshin UTSJ 10000uF/16V

                  解像度重視の設定。高音のキレが鋭く、シャープネスな傾向ですが、刺さらない程度に抑えられており不自然にエッジが立っているという感じではありません。ややドライな感じで音色数の少ない打ち込みなんかはハマります。分離が良く、高音は芯が通っていますが、そこまで細くなく主張してきます。
                  ローエンドはかなり深く沈みますが、他の構成よりはそこまで低音は主張してきません。モニタ調ではありますが、淡々と鳴らす感じではなく全体的に締まったソリッドな音となります。トランジェントの良い音を求めるならばコレ。


                  ■ウォームクリア

                  ・価格40500円
                  ・オペアンプ OPA211(シングル) x 2個
                  ・バッファ BUF634P x 2個、BUF634U x 2個 (合計4個)
                  ・コンデンサ
                  Silmic2 47uF/25V
                  MUSE-KZ 47uF/25V
                  Toshin UTSJ 220uF/16V
                  Toshin UTSJ 100uF/16V
                  MUSE-FW 10000uF/16V

                  空気感・艶重視の設定。ローミッドが特徴的で艶感があり、心地よい付帯音があり音楽性を最も持った構成と言えます。ハイは相応に明瞭、明るくもウェットな感じです。付帯音がありつつも定位は意外としっかりきまり、生音を聞くにはオススメと言えます。マルチBA機で不自然さを感じる方には良い選択肢と言えます。

                  ■狂犬

                  ・価格41500円
                  ・オペアンプ ADA4627-1A(シングル) x 2個
                  ・バッファ BUF634P x 2個、BUF634U x 2個 (合計4個)
                  ・コンデンサ
                  MUSE-KZ 33uF/25V
                  MUSE-KZ 47uF/25V
                  MUSE-KW 10000uF/16V
                  MUSE-ES 47uF/16V
                  MUSE-ES 47uF/16V

                  アグレッシブな音作りでありながら高次元でバランスがとれている構成。音場・分離・定位が両立されており、やや刺激的な音ですが聞き疲れするほどではなく、破綻はしていません。ローエンドの重量感、ソリッドでトランジェントの良い弾むようなローミッドが官能的。ハイ伸びは大変良く、 何でも聞けます。オススメ。

                  ■FX-Limited (数量限定)

                  ・価格43500円
                  ・オペアンプ OPA211(シングル) x 2個
                  ・バッファ BUF634P x 2個、BUF634U x 2個 (合計4個)
                  ・コンデンサ
                  Silmic2 47uF/25V
                  MUSE-KZ 47uF/25V
                  Toshin UTSJ 220uF/16V
                  Toshin UTSJ 100uF/16V
                  MUSE-FX 6800uF/16V

                  メインコンに生産終了の貴重なMUSE-FXを使用した限定版。
                  高域の伸びの良さは抜群。高域の抜けと粒感が素晴らしく、爽やかの一言に尽きます。美音系というか、BG機とはまた真逆の上品な音です。定位はバッチリ決まりますが、若干空間表現は狂犬機より控えめなように思います。本当に何でも気持ちよく聞ける良い構成。でもアグレッシブさは控えめですね。



                  ■BG機用セット

                  ・Black Gateを自分で用意し、発送する必要アリ
                  ・価格41000円
                  ・オペアンプ OPA637AP(シングル) x 2個
                  ・バッファ BUF634P x 2個、BUF634U x 2個 (合計4個)
                  ・コンデンサ
                  Toshin UTSJ 10000uF/16V

                  以下のBGは自分で用意して下さい。
                  BG-N 33uF 16V 4個
                  BG-FK 47uF 16V 2個
                  BG-STD 47uF 16V 2個
                  (好みでBG-NX 0.47uF 50V 4個、ただしオススメしない)

                  最高の解像度、ローエンドの沈み込みとキレが大変な事になっています。好きな人はコレしか選べない程に独特過ぎる音。高音はしっかり出ていますが、やや刺激的かもしれません。全体的に明るく元気で音場も広め。BG-NX 0.47uFをパスコンとして使うことで更にBGらしさが出てきますが、ちょっとクドくなりすぎるのでオススメはしません。BG好きな人は一度聞いて欲しいです。
                  とにかく、最高の解像度と低音の量感・タイトさ、トランジェントの良さを求める方にはこれ一択でしょうか。ただし、BGが入手難となっているのと、BG好きな人には最高の選択肢なのでちょっと神格化されすぎな気はします。要は好みです。入手困難だから、価格が高いから良い!というものでは無く、自分の好みに合うかどうかです。BGの音がダメな人が聞いたら窓から投げ捨てると思います…


                  要望があったので、次のエントリで自分の仕様を公開します。
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                  【お知らせ】各種Dockケーブル 期間限定製作します
                  category: iPod Dock Cable &WM-port ケーブル | author: bt1648
                  0
                    以前よりケーブル製作受注を一時停止しておりましたが、時間があまりにもなくバックオーダーで迷惑をおかけするくらいならやめたほうが良いという判断でした。

                    ただ、ケーブル製作自体をやめたわけでなく時間を見つけて製作はしています。8月よりさらに時間がとれなくなりますが、それまでに何点かオークションに出品する形で販売致しますので、気になる方がいらっしゃいましたらアラート登録をお願いします。

                    なお、今までに市場に出ていないDockケーブル等、少し面白いものを中心にしたいと考えています。

                    前回、試しに出品したのは写真のQED Prophile12 5N無酸素銅・純銀めっきを使用したものです。iMod対応も可能です。こちらの線材はレンジ感が広くカラーレーションが少なく自然ですが彩度が高いので音楽鑑賞には向いていると思います。

                    ちなみにこのケーブルは出品後7分で落札していただきました。ありがとうございます!

                    今回の期間限定出品分は、通常より手をかけております(主に強度面及び使用部材の音質マッチングの組み合わせ)が、私としては赤字にならない程度での価格でやらせていただいております。

                    ■7/12追記
                    QED Prophile12のDockケーブルもう一本出品しました。作成に時間がかかるタイプなので時間が作れなければ当分出品できないかもです。
                    興味のある方はよろしければ上のリンクより見てみて下さい!



                    ご質問等ありましたらメールもしくはtwitterで連絡をお願いします。(@btficom がTwitter)
                    comments(0) | trackbacks(0) | - | - | PAGE TOP↑
                    (予定地)Westone3 レビュー
                    category: 【IEM】ユニバーサルイヤモニ関連 | author: bt1648
                    0
                      積もり積もった未消化レビュー第一弾、Westone3です。
                      とりあえず写真を先にアップしておきます。
                      メモ
                      ・ロー CI22955、ハイ TWFK30017
                      ・3way2unit、Knowles AcousticDamperの白使用
                      ・WestoneのカスタムES3Xと全く同じレシーバー構成
                      ・FreQShowなどとも同じレシーバー構成
                      ・ややウォーム感強め、低音基調のドンシャリ気味


                      箱はUMシリーズと違いCDケースサイズ。コンシューマー向けの色が強い。


                      fi.QとWestone3


                      同じレシーバー構成のFreQShow


                      同じ3レシーバーのATH-CK100
                      サイズが全然違う。

                      レビュー予定:UE7、低価格帯比較クロスレビュー、須山カスタムPrivate223その他


                      comments(8) | trackbacks(0) | - | - | PAGE TOP↑
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